植物のご購入について

植物という繊細で、しかし魅力あふれる生物を、Online Shopという形でお取り扱いさせて頂く上で、皆様に知っておいて頂きたいことや、商品の性質上 予めご了承頂きたいこと、植物全般に共通して言える、育て方の基本項目などをご説明します。
・寸法について
・梱包について
・植物の状態について
・鉢の品質について
・育て方の共通事項
・在庫について
・商品取置、店頭受取

全てcm単位での概寸となります。
鉢下：地面から植物の最高点までの、全体の高さ
鉢上：鉢の縁、表土から数えた植物の最高点までの、植物の見た目の高さ
鉢幅：植木鉢単体での、最も長いところを数えた、幅の最大値
葉張・幹張・枝張：植物単体での、最も長いところを数えた、幅の最大値(常緑のものは葉張、落葉しているものは枝張、株元などの太さが重要視されるものは、植物の一番太い部分を数えた幹張で表記します)

植物の安全を第一に梱包しておりますが、それでも葉の広がりが強いものや葉が繊細なものは、運送時の揺れなどで、葉や小枝に多少のキズや折れが発生することがございます。今後の生育に影響が出るようなものではありませんので、予めご了承ください。神経質な方は店頭で直接ご購入いただくことをオススメします。
かなり厳重に梱包する場合もございます。開封の際に植物を傷つけないよう、丁寧にご開封くださいますようお願い致します。

植物という商品の特性上、多少の痛みや傷などはご理解いただきますようお願いしております。植物の今後の生育には差し支えございません。
・葉先などの小さな痛み、先枯れ
・葉焼け跡などの小さな痛み
・極一部の葉や棘の折れや痛み
・ハダニなどの病害虫による被害跡(処置済)
・その他意図的に風合いや仕立てとして残してある傷や折れ、サボテンや多肉植物の経年による傷跡など

以下のような状態のものは販売致しません。
・未発根のもの
・現在病害虫の被害に遭っているもの
・その他何らかの生育不良により、お客様のお手元に届いて以降、正常な生育をする見込みが望めない状態のもの(適切な管理環境下で)

インテリアとして飾っても遜色のないものをお届け致します。
当店で扱う植木鉢は手作業を伴う窯場で生産されています。
工業製品のような均一的な品質はありません。
価格を抑えるため、下記のような状態でもB品扱いではありませんので予めご了承ください。

・釉薬のムラや垂れ、
・極一部のカケ
・ピンホールや微細な凹み
・黒点
・受け皿、底面のフェルトの有無

植物の管理における注意事項や育て方の詳しい説明です

◇商品ページの育て方についての説明◇
①水やり1回分は"鉢底から出るまでたっぷり与える量"を基本としています
②置き場所について
・通年屋外栽培⇨耐寒性が強く自生地でも直射日光下で生育するもの。風通しを好み、室内ではうまく育たないもの。
・夏の直射は避ける⇨室内・室外問わず、基本は日当たりが好きな植物でも真夏の直射日光は避けて管理するもの
・柔らかい光⇨南向きのレースカーテン越しのような、明るいけれど適度な遮光がある環境
・文字が読める程度⇨耐陰性のある植物で、光が強いと葉が焼けやすく、柔らかい光の場所が確保できない場合に、最低限の明るさでも耐えうるもの

◇全ての植物に共通する注意事項◇
①エアコンの風の直撃は避けましょう
⇨エアコンから出る乾いた風は、全ての植物が嫌います。
季節の変わり目に葉が黄色くなってポロポロ落ちる症状や、葉がマダラ模様に変色したりという症状が出た場合、エアコンが原因じゃないか確認しましょう。

②2〜３年に1回は植え替えをしましょう
⇨長く管理していると、乾湿の繰り返しにより当初の用土の構造が崩れ、土の粒の間に空気が入りづらく、水捌けも悪くなるため根腐れしやすい状態になります。
植物がよく育って、鉢底から根が出る場合はなるべく早めに、植物が全然育っていない場合でも、3年に一度は植え替えるようにしましょう。

③水やりは鉢底から出るまでが基本
⇨植物の根は水や肥料を求めて伸びます。そのため、土がずっと湿っていると植物は根を伸ばそうとせず、根も呼吸ができずに枯れて腐ってしまいます。1回の水やりはしっかりたっぷりと与え、またしっかり乾くまで待つ、このメリハリが根の生長を促し、根が充実すると植物自身も丈夫になります。
また、水やりをする時は株元に１点集中させたり、表土が荒れるような与え方はせず、乾いた表土を水で塗りつぶすように、ゆっくりと鉢全体に行き渡るように与え、鉢皿に溜まった水はなるべく捨てましょう。

④急激な日照の変化は避けましょう
⇨強い日差しを好む植物も、柔らかい光を好む植物も、急激な変化は苦手なものです。植物は環境に適応します。それまであった場所とは全然違う明るさの場所に突然移動すると、葉が黄変して落葉したり、葉焼けを起こしたりします。植物が徒長してので明るい場所に移動させたいとか、元気に育っているけどたまには日光浴をさせてあげたい、といきなり直射日光に当てたりすると、葉焼けを起こします。寝室やトイレなどの基本的に暗い場所に、買ってきた植物をいきなり置いたりすると、日照不足で落葉や徒長を起こし、いずれ枯れる場合もあります。段階を踏んで徐々に慣れさせれば適応してくれることもあるので、明るさの違う場所に移動したい場合は、少しずつ慣れさせましょう。

⑤無知識で肥料を与えないこと
⇨肥料は、"花を咲かせたい"とか"もっとどんどん育ってほしい"時に使うもの。植物が不健康な時に与えると、悪影響にしかなりません。定期的に、肥料を混ぜ込んだ用土で植え替えをしてあげるのが一番ですが、それ以外で液肥や追肥をする場合は、きちんとした目的を持って適切な時期に適切な量を与えることが重要です。

カートに入れられる商品についても、並行して店頭販売も行っているため、在庫更新のタイミングと入れ違いで、soldとなってしまう場合がございます。
すでにお支払いがお済みのご注文の場合、返金処理を行い、掲載を取り消しとさせていただく場合がございます。
予め、ご了承くださいませ。
※植物などに不具合を発見し、掲載取り消しとする場合も同様です。

植物をご購入するにあたり、購入したい商品を発送ではなく店頭にて受け取りを希望する場合については、商品ページからご購入へ進まず、お問合せフォームからその旨をお伝えください。
◇お振込にて事前にお支払いいただける場合は、基本的には無期限
◇お支払いも店頭引取り時に行いたい場合は、取り置き期間は2週間となりますので、期間内にご来店ください。ご一報なくご来店いただけない場合は、自動的にお取置きキャンセルとさせていただきます。予めご了承ください。



以上のことをご理解いただいた上で、素敵な植物ライフをお送りください。
当店でご購入になった植物に関して分からないことがあれば、問い合わせフォームやinstagramのDMから、ご気軽にご相談くださいませ。